理事長 荒井 俊秀
大森・田園調布・日本橋 医師協同組合は現在、組合員数300名、関与する医院数430となりました。今後もこの大森、田園調布、日本橋の三医師会を中心に拡大し、すそ野を広げていきたいと考えております。
開業医師皆様のニーズ期待に応えるための行動活動、情報提案、そして体力・収益力を備えるため規模拡大を図るべく努力しております。
当組合は、昨年より人員の強化を図り、事業の拡大に努めた取り組みを行うことにより、更に組合員の先生方の利便性を高めていきたいと考えています。
当医協が存在する理由として、『地元密着』を大事にしております。
医協ニュースの特集、クリニック訪問取材で地道に頑張っておられる院長先生を地域の先生皆様へご紹介していくことで地域の情報ネットワークを強化、毎年セミナーを開催して経営課題を共有し解決策を模索しています。また音楽コンサート、絵画展でコミュニケーションを図りお互いの親睦を深化しています。
当組合は開業医師の皆様と関係づくりをしっかりと築くことを大事にして他の組織との差別化をしています。『地元密着』がキーワードです。皆様の近くにあり、何でもすぐに相談できる組合なのです。
愚直に組合本来の正攻法を貫く、これがまさに組合精神に合致し、お互いのニーズが合って次への提案へと良い関係づくりができます。院長先生への暮らしと医院経営への本当の支援体制が実感としてできてくるのです。
大量のDM配布からだけでは、何も生まれません。
すべては、先生皆様へ良質なサービス、商品の提供ができる組合になるために適正規模を確保することが第一命題であると考えています。社会の変化はコロナ禍でますます早くなり、組合の淘汰は加速度的になることが必至です。地元に密着した盤石の体制を持った組合が東京23区内に出現することが今、求められています。
三医師会の先生皆様を核として組合が早く一定の規模拡大を図り、この時代に地域の開業医師の利益を確保し、お互いの情報共有を行い、助け合う地元密着の組織をつくりあげることのために今後も地道な努力を積み重ねていく所存であります。
どうか当組合の更なる躍進のために、今後とも先生方のお力をお貸しいただける様に、心よりお願い申し上げます。